テクニック トラブルシューティング 修理

ノートパソコンの液晶がとても暗いです。

PanasonicのCF-LX6を2台ご購入いただいたお客さまから
「2台購入したうちの1台の液晶がとても暗い」とご連絡をいただきました。
添付いただいた画像を見ても、やはり一台がとても暗いです・・・。
1台だけなら気づかない、または「こんなものか」って思うことも、2台ご購入いただいて比べるのでとてもよくわかります。
液晶の明るさの調節等も試していただいたとのこと。
そもそも明るさ調節ができないと。
う~~ん・・・。

ちなみに、Panasonicのレッツノートは電源スイッチにも、くせがありますが
画面を閉じてスリープモードに入るセンサーにちょっとくせがあります。
実は、スリープになるセンサーが前面にあるため磁力のあるものが近くに来ると「画面が閉じられた」と誤認識されて、画面が真っ暗になります(スリープモード)
液晶の不具合か!
ということでご連絡いただくのですが、その場合BIOSに入るために「完全シャットダウン」をしてもらい、そのあと電源スイッチを入れた直後にF2キーを連打!
BIOSに入れば明るさ調整ができますので、そのまま保存して再起動。
元の明るさに戻ります。
磁力のあるもの・・・最近は手帳型のスマホケースなどもご注意です!

さて、先ほどのCF-LX6のお客様の話に戻りましょう。
結局、このお客さまには暗い方の商品をご返送いただきました。
液晶パネルの劣化も考えられますので。
液晶パネルの交換修理がひつようです。
もちろん、出荷の際には動作確認もしますが・・・。

到着した返送品を確認した整備のM氏。
すぐに「これは液晶パネルの不具合ではありませんね。」と。
なんですと?
これは、夜間モードに設定されていますね。
【夜間モード】とは?
夜間に眠りを妨げる可能性のある画面のブルーライトを発光をおさえ、睡眠を助けるためにより温かい色が表示されるようになります。
ブルーライトをカットして温かみのある色にするモードです。
なるほど!
お客様のPCも夜間モードに設定されていて、オフにすると通常のスッキリとした色味に戻りました。
Surfaceでも実験をしてみました。

左が通所の明るさ
右が夜間モードオン。
明らかに暗いです。

タスクバーの一番右端のお知らせをクリックしてください。
ここに夜間モードの切り替えがあります。
何かの拍子に触ってしまったか、設定されたことを忘れたか
2台並ぶとどうしても違いが分かってしまいますよね・・・・。

っというわけで今回は液晶パネルの不具合ではなかったのでそのままお返しさせていただきました。お客さまも大変恐縮されていました。
私たちも自分が使わない設定だとまさかオンになっているとは!
でした。
こんなこともあるんですね~。
覚えておきます。

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