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Appleシリコン搭載モデルのリストア方法

こんにちは!
iPhone7からiPhone15Proに変更したM氏です。
これだけ世代を飛び越えると性能の違いがよくわかります。
さすがに粘りすぎたので、次はもっと早めに機種変更しようと誓いました。
本当は画面内指紋認証が内蔵されることを期待してたんですよ。

さて、今回のお題はAppleシリコン搭載モデルのリストア方法についてです。
その中でもUSBメモリを使用した方法について箇条書きで解説していきます。

※必ずインターネットにつながる環境で実行してください。
※大切なデータは必ずバックアップしてください。

1.リストアの前に準備すること
・リストアUSBの作成 → Apple公式のサイトに詳しい作成方法があるのでこちらをご確認ください。
・データを消去せずにユーザーのデータを残して再インストールする場合は手順4の方法でMacを起動させ手順5に進んでください。
・Macを探すをオフにする。(譲渡する場合は特に重要になります) → こちらをご確認ください。
・Apple IDのサインアウトする。
・上記の手順が完了したら電源を切る。

※AppleシリコンモデルにはIntelモデルにあったネットワーク経由のリストアモードがなくなったようです。リストア用のUSBメモリを作成しておくといいかもしれません。

2.データの消去
・電源投入時に電源ボタンを押しっぱなしにするとオプションメニューが表示されます。


・ディスクユーティリティ → Macintosh HDの順に選択(クリック)していきます。
・Macintosh HDはメインのボリューム(通常使用する領域)になります。名称を変更されている場合は表示が異なります。


・ディスクユーティリティのメニューの中のボリュームの”-”をクリックし、削除を選択するとMacが再起動します。


・再起動するとアクティベーション(インターネットに接続して認証すること)に入ります。

3.アクティベーション
・Activate Macという画面が表示されたら、画面右上にある無線マークをクリックしてWi-fiに接続するか、有線LANにケーブルを接続します。


・インターネットに接続された時点で自動で認証され復旧ユーティリティに進みます。


・ディスクユーティリティ → Macintosh HDの順で選択して、先程の手順でストレージの内容を消去します。(言語が英語に変わる場合がありますが問題ありません)


・先程とは違い今回は再起動はしません。消去が完了したら左上のリンゴマークをクリックし、shutdownを選択しMacの電源を落とします。

4.パーティションの作成
・ここで最初に作成したインストーラー(USBメモリ)をMacに差し込み、電源を再び投入して電源ボタンを押しっぱなしにします。
・ブートメニューで作成したインストーラーのmacOS(今回はSonoma)を選択します。


・再び復旧メニューが表示されたらディスクユーティリティを選択します。
・写真のようにコンテナ(そのあとに続くdiskに関しては気にしなくて大丈夫です)を選択し、さらに消去を選択します。


・例では名前はMacintosh HDにしていますが、好きに付けて頂いて結構です。その他の設定は変更しないで下さい。
・消去が完了し、コンテナの名前が変更されたらディスクユーティリティを終了します。

5.macOSの再インストール
・まず画面右上の無線マークをクリックしWi-fiに接続するか、有線LANでインターネットに接続します。
・接続が確認できたらメニューからmacOS name インストールを選択します。(nameにはインストールしようとしているOS名が入ります)
・あとは表示されるガイドに従ってインストール手順を進めて行きます。

まとめ
文章で見るとややこしそうに見えますが、やってみるとそれほど難しくありません。
Macを譲渡する場合は必ずデータの消去が必要になるので覚えておかれると役に立つときが来るかもしれません。

ここまでご覧頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

ワットファン本店
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M氏

好きなポケモンはニャースです。 新しいMacが欲しい今日この頃。

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