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Windows11でショートカットキーを使う

こんにちは!田中です。日に日に暑くなってきていますねー。

6月になれば梅の季節!田中は毎年梅酒と梅干しを作っております。

今年もおいしいのを目指してしっかり準備していきたいと思います!

さて、久々の自由課題ということで何を書こうかな・・・と悩んでおりましたが、

最近うちに入ってきた新人くんとのやり取りを思い出し、今回のテーマを決めました。

テーマはずばり「ショートカットキーのご紹介」です。

入ってきたばかりの新人くん、普段からパソコンには触っているとのことでしたが、仕事のスピードはまだまだです。まぁ当たり前なんですが。そこで考えたんです。どこでスピードの差が付いてるのかな、って。

整備や換装のスピード、こちらは完全に慣れの問題なのでこれから毎日仕事をしていけば力加減やコツを覚えて自然と速くなっていきます。

そこ以外での差、として考えたのが今回のテーマ「ショートカットキー」です。

観察したところ新人くんは出荷時のチェック時、タッチパッドやマウスでの操作が多かったんです。

ショートカットキーを使えばその辺の操作が一気にスピードアップします。(もちろんタッチパッドは別途チェックしておりますよ)

今回は一般的によく使うものからパソコンショップならではのものまで、ご紹介していけたらなと思います。それではよろしくお願いします!

まずは入門編をさらっと。

Ctrl+C

コピーです。選択した範囲のものをコピーします。

Ctrl+X

切り取り(カット)です。選択した範囲のものを切り取って保存します。

Ctrl+V

貼り付け(ペースト)です。コピーしたものを貼り付けます。コピー&ペースト、いわゆるコピペですね。

Ctrl+Xで切り取ったものも同様に貼り付けます。こっちはカトペと呼んでいますが正式名称は不明です。

Ctrl+Z

戻す操作です。切り取り範囲を間違えた時なんかによく使います。

Ctrl+F

検索です。ブラウザでも使えてページ内の検索結果までジャンプできます。

この辺まではExcelなんかでもよく使うショートカットキーですね。

次からは主にWindows上でのショートカットです。

Windows+D

たくさんウィンドウを重ねて開いている時ってデスクトップを表示させるのにいくつもウィンドウを閉じたり最小化したりで面倒ですよね。

こちらのショートカットキーで一気に全て最小化してデスクトップを表示させます。閉じるわけではないので保存していないExcelなどを誤って閉じてしまうこともなく安心です。

Alt+Tab

別のウィンドウを選択するショートカットです。

例えばマルチモニタで片方にExcel、片方にブラウザを開いているとします。

ブラウザ上でコピーしたものをExcelにペーストしたい時、

1.ブラウザでコピー(Ctrl+C)

2.Alt+TabでExcelに切り替え

3.ペースト(Ctrl+V)

この作業をキーボードから手を離すことなくできるようになります。

もちろん2つ以上のウィンドウを開いていても使えます。

繰り返しの作業の場合、右手をマウスに持ち替えるのがタイムロスになったりしますので細かいところですが重宝しています。

Alt+F4

選択しているウィンドウを閉じるショートカットです。

保存していないワードやエクセルなどは閉じる前に保存するか聞かれるのでご安心ください。

Altを押したままにしてF4を連打すると連続してウィンドウを閉じることもできます。

ブラウザや再生ソフト、ゲームなんかも即座に閉じることができます。急いで閉じなければいけない事情がある場合、知っておくと助かることがあります。どのような事情なのか、今回は割愛しておきます。

さらにデスクトップ上(ウィンドウが何も開いていない状態もしくは全て最小化されている状態)で押すとシャットダウンメニューが開きます。僕はプライベートでもこの方法でPCをシャットダウンしています。

色々ウィンドウが開いている状態から急いで一気にシャットダウンしなければならない時は、先程のWindows+DからAlt+F4を組み合わせることで最速でPCを落とすことができます。よほどのことがない限り、そんなに急いで落とす場面はないのですが、いざという時のために知っておくとお得です。なおエクセルなど保存する必要のあるものが開いているとシャットダウンが止まるので詰みます。

Windows+Shift+S

範囲選択のスクリーンショットです。Windows11からPrintScreenキー1つで範囲選択画面に入るものもありますがPrintScreenキーは普段使わないので、キーを探す時間を考えたらこちらの方が早いかなと個人的には思います。

Windows+E

エクスプローラーを開くショートカットです。

Windows10ぐらいから、どこにあるのか分かりづらくなったエクスプローラーですがショートカットを使えば一発で開きます。

いつもこれを使っているので正規ルート(?)を人に説明できなかったりします。

Windows+I

「設定」画面を開くショートカットです。

普段使うことは少ないかもしれませんが、出荷時のチェックではよく使っています。スリープ時間の変更やディスプレイの明るさなど、使っている中での「設定」を変更したい時はだいたい全てこの「設定」から辿ることができます。

Windows+X

ウィンドウズのメニューを開くショートカットです。

Windowsキーだけを押した時に開くものとは違い、「スタート」メニューを右クリックした時に出せるメニューと同じものです。

先程出した「設定」もここから選択することができます。

この後ご紹介するのは全てこのメニューからの派生となっています。

派生技を使わなくてもこのメニューを開いて↑↓キーで好きなものを選択できるのでそちらもオススメですね。

Windows+X → U → U

派生技として一番メジャーなのはこちらではないでしょうか。

シャットダウンするショートカットです。

完全シャットダウンするには最後をShift+Uに変えればOKです。(完全シャットダウンについては別ブログにてご紹介しています。リンク)

たくさんウィンドウが開いていてもこのショートカットでシャットダウンまで持って行けます。

シャットダウンに関して僕はAlt+F4派ですが、社内ではWindows+X → U → Uで落とす派閥が多数派です。

Windows+X →M

デバイスマネージャーを開くショートカットです。

あまり普段使うショートカットではないように思いますが、チェックの際は必ず開く画面です。需要がなさそうな気がしますが、新人くんのために書いておきます。

ドライバ関係のチェックをここでしています。

Windows+X →K

「ディスクの管理」を開くショートカットです。

ある理由であまり開くことはありません。

Windows+X →G

「コンピュータの管理」を開くショートカットです。

Windows+X →Kを開くことがない、というのはこちらにディスクの管理が入っているからです。

デバイスマネージャーも入ってるじゃねーか、と思った方は鋭いです。入っています。

ただ、デバイスマネージャは単独で開きたい時がけっこうあります。Gで開いてから選択するより早いのでけっこう使います。それに比べるとKはあまり出番がないです。

社内ですらあまり需要がなさそうですが、新人くんのために書いておきます。

Windows+X →Y

「システム」を開くショートカットです。

CPUやメモリの内容を確認したり、ライセンスを確認したりできます。

<まとめ>

他にも「Powershell」や「ファイル名を指定して実行」など沢山あるんですが、長いのでここまでにします。

色々なショートカットキーをご紹介してきましたが、ここに来て今更ショートカットキーの利点を述べたいと思います。

タッチパッドやマウス操作でも同じ画面を開くことはもちろん可能です。可能ですが利点が多いのでショートカットキーを使うということなんです。

・速い

圧倒的に速いです。ショートカットキーというだけあって直通で目的を実行するので余分な画面を経由しない分時間が短縮できます。

1台あたり1秒違うだけでも1000台やれば1000秒です。積み重ねって大事です。

・正確

マウスやタッチパッドは動かすスピードによってポインタの移動距離が変わってきます。

全く同じ速さで動かしているつもりでも微妙にずれていたりします。

ショートカットキーの場合、キーボードでのON/OFF入力なので結果が常に一定です。

正確であること。実はこれが一番重要だと思っています。

特に僕らは違うメーカー・型番のパソコンを年間何百~何千台とチェックします。マウスやタッチパッドの感度はメーカー・型番によって全然違ってきます。

全てのパソコンで一定の動作ができるショートカットキーの存在は非常に重要です。

・プロっぽい

最後にこれは経験談ですが、友人の調子の悪いパソコンを診ている時などにショートカットを使っていると「へーすごい。プロっぽい」と言われたりします。(一応プロなんですが・・・)

でもちゃんとちょっと嬉しかったりします。

プロっぽいと言われたい人は是非覚えてみてください。

このように利点だらけのショートカットキー、覚えて損は1つもありません。

よく使うものだけでも覚えて使ってもらえたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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